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日本語と英語の脳の使い方の違いに着目して、「バイオ・リスニング」を開発しました。
徳島大学 知能情報工学科 赤松 則男
国際化の進展に伴い日本における英語教育は新しいステージに入ろうとしています。
2002年には小学校教育に「英語」が新科目として導入され、また2003年の大学入試センター試験からは英語のヒアリングテストの開始が既に決定しているなど、英語は今や第2の公用語と位置付けられるほどに必要性が増しています。

しかしながら、このような社会的な要請があるにも拘わらず、日本人の英語習得には大きな壁があると言わざるを得ません。
なぜ、日本人の英語力が上達しないのか。その疑問が、今回の「バイオ・リスニング」開発の動機でした。

従来行われてきた英語教育は、単語、文法、発音記号、英文解釈などのように主として目から脳に導入される情報の学習に重きがおかれ、英語を耳から 「聴く」訓練が充分ではなかったのです。
しかし、「聴く」ことは語学の基本ですから、従来のヒアリング軽視が、結果的には日本人の英語能力の向上を阻んでいたとも言えます。すなわち、英語を出来る限り多く聴くことにより充分に英語を聴きこなすことが、英語を攻略する鍵となります。

ところが、英語を「聴く」とことにおいて、私たち日本人が直面する問題があります。
人間の聴覚はその母国語によって培われていますが、日本語と英語は音の異なる周波数特性を持っています。
日本語の音素には必ず母音を伴い、他の言語と比較して子音の比率が少ないという特性があります。

逆に、英語では子音と子音とがくっついている場合も多いのです。
しかも、日本語は音素毎のシラブルに区切って発音することができますが、英語では最小発音が単語レベルであるので、聴覚の区切りが日本人には識別できない場合も多く、日本人にとって英語を完全に聴き取るには、相当の聴覚訓練を必要とします。

この英語と日本語の周波数の違いをヒアリングを繰り返すことにより克服しなければ、英会話をスムーズに行うことができません。
「バイオ・リスニング」では、英語の子音の周波数帯で聴覚を刺激することにより、聴覚の焦点を子音に合わせます。
この操作を繰り返すことにより、日本語的脳から英語的脳に移行させます。すなわち、日本人の耳を母音中心 の「日本語耳」から子音中心の「英語耳」に改造するのです。

さらに、日本語を主として処理する脳の領域と英語を主として処理する脳の領域は異なっています。
英語は左右の脳半球をバランス良く使用しますが、日本語の処理は主として左脳半球で処理されます。すなわち、日本語は単脳処理言語ですが、英語は複脳処理言語です。英語を聴き取るには左右の脳半球をバランス良く働かせる必要があります。

日本人が英語のヒアリング能力を向上させるには、日本語処理に殆ど使用されていない右半球を意識的に刺激することが必要です。
「バイオ・リスニング」を用いて英語を聴くと、右脳が通常よりも強く刺激されます。
マラソンの高地トレーニングのように弱い部位が鍛えられます。

「バイオ・リスニング」を用いて、持続して英語を聴くことにより効果的に右脳機能が強化され、英語のヒアリング能力が自然に向上します。
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