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日本・中東アフリカ文化経済交流会 第22回講演会 | ||||||||||||||||||||
〜 講演と交流会のお知らせ 〜 | ||||||||||||||||||||
皆様お元気でいらっしゃいますか。 エジプトは英語でThe Arab Republic of Egypt(エジプト=アラブ共和国)と言う。 この国名は現大統領ムバーラク氏の前のサダート大統領がそれまでの国名を改めて命名したものである。 このことが象徴していることは、今日のエジプト人は当然のことながら、エジプトのエジプト人でありながら、同時に、アラブ地域(アラブの国々)でも存在意義のあるエジプト人であるという自覚を促しているということである。。 かってのエジプトはアラブの国々の盟主と言われたが、その後、イスラエルと単独の平和協定を締結するや、今度は逆にアラブの国々から袋だたきにあってしまった。かような、アラブの国々に君臨したり、逆にアラブ人から軽蔑されるというようなことは、今のエジプト人には意味をなさないのだと思う。 今回講演なさるイサーム・ガラール氏は弁護士・ジャーナリストとして活躍しておられるが、既述したようなエジプト人のものの見方にも通じておられると同時に、紀元前3400年からのファラオニックの伝統・コプト・イスラムという三層のエジプト文化にも精通しておられる。そしてこれらが現代のエジプト人のものの見方にどのような影響を与えているのか語っていただけるのではないかと私は期待している。 第22回目の講演と交流会へのご出席を心からお待ちしております。(久山 宗彦) |
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