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| City104| |
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Vol.153 |
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葉がサンショウ(山椒)に似ているのでその名が付けられたバラ科の落葉小高木です。
枝には山椒と同様、刺があります。花は蕾のうちは濃赤色をしていますが、
開花すると美しい一重で大輪の淡紅色の花弁になります。
とても可憐な花です。
花には似つかわしくない太い幹や、荒々しい刺が野生感たっぷりです。
カミキリムシが、蜜を吸っていました。
夏書(げがき)とは、安居(あんご)の間に経文を書写する事で、
安居とは、梵語(古代インドの文語であるサンスクリット語)の訳語で、元々は雨や 雨期を意味します。
東京は梅雨のような雨が続いています。。
「ひらがなの母にまゐらす夏書かな 静雲句」
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〜「写俳」に挑戦しよう!〜
今、「写俳」が静かなブームです。 「写俳」とは、自分で撮った写真に俳句を合わせて表現します。 フォント1つで印象が全く変わってしまうのが「写俳」のおもしろいところ。 あなたも「写俳」でオリジナルな世界を表現してみませんか?
『桜井道子の写俳の世界』は“ニィス
丸徳フォントパック”を使用しています。
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Vol.152 「ふっくらと老いて女に風薫る 草城句」 |
Vol.151 「白玉や愛する人にも嘘ついて 真砂女句」 |
Vol.150 「この恋の行方は知らず春ショール 郁子句」 |
Vol.149 「糸桜かなしきまでにしだれをり 郁子句」 |
Vol.148 「花嫁は春の光に笑まひをり 郁子句」 |
Vol.147 「母の頬にはるけく動く山火かな 汀女句」 |
Vol.146 「白梅や中吉と出し恋みくじ 郁子句」 |
Vol.145 「梅咲いて静けき島の鳶の笛 郁子句」 |
Vol.144 「早春の出窓を開く少女見え 昌信句」 |
Vol.143 「白障子放ちて寺の抹茶かな 郁子句」 |
Vol.142 「水際なる枯草いよよ風に耐え 郁子句」 |
Vol.141 「めでたさを写俳にこめて年迎ふ 郁子句」 |
Vol.140 「回転ドア押して予感のクリスマス 郁子句」 |
Vol.139 「みどり児の瞳と聖樹の銀の星 郁子句」 |
Vol.138 「口きいてくれず冬涛見てばかり 真砂女句」 |
Vol.137 「池の面(も)に映る高階木の葉散る 郁子句」 |
Vol.136 「渓までの道の湿りや紅葉散る 郁子句」 |
Vol.135 「枯園の秘めたる思い愛しめり 郁子句」 |
Vol.134 「読み聞かす瘤取り爺さん冬ぬくし 郁子句」 |
Vol.133 「燕去(い)ぬ水しんかんとあるばかり 潔句」 |
Vol.132 「トランペット吹く少年や秋の湖 郁子句」 |
Vol.131 「めぐり逢ふこともあらんか十三夜 郁子句」 |
Vol.130 「人の世に境界ありや草の花 八重子句」 |
Vol.129 「恋いくつ越えきし我や曼珠沙華 郁子句」 |
Vol.128 「みづからの涼しき星に遇いにけり 宋淵句」 |
Vol.127「秋の湖(うみ)われに顕(た)ちくる声ひとつ 郁子句」 |
Vol.126 「花野行くまぼろしの人たづね行く 郁子句」 |
Vol.125 「竜淵に潜みて深かむ水の色 白雅句」 |
Vol.124 「兵どもが 夢のあと 芭蕉句」 |
Vol.123 「襖絵の語る生死(しょうじ)や秋澄める 郁子句」 |
Vol.122 「沈みゆく都ならんか晩夏光 郁子句」 |
Vol.121 「無人駅ひまはりゆらりと人を待つ 郁子句」 |
Vol.120 「羅(うすもの)や人悲します恋をして 真砂女句」 |
Vol.119 「百日紅(ひゃくじつこう)海光浴びて花こぼす 郁子句」 |
Vol.118 「潮騒に花なげ入れる沖縄忌 土筆句」 |
Vol.117 「灯の入りてよりの賑わひ鬼灯市 郁子句」 |
Vol.116 「片陰や女の情念生き抜きて 郁子句」 |
Vol.115 「夏帯や運切りひらき切りひらき 真砂女句」 |
Vol.114 「人退きしあとの紫陽花白を愛づ 郁子句」 |
Vol.113 「薫風やマチスの窓も開きおり 郁子句」 |
Vol.112 「花菖蒲『逝く水』という名に惹かれ佇つ 郁子句」 |
Vol.111 「新茶汲むや終りの雫汲みわけて 久女句」 |
Vol.110 「人も無し牡丹活けたる大座敷 子規句」 |
Vol.109 「春光に絵硝子の青透き通る」 |
Vol.108 「春光に絵硝子の青透き通る」 |
Vol.107 「貫きことに傷つき炉を塞ぐ 真砂女句」 |
Vol.106 「翔ぶ鴎ただよふ鴎春うれひ 郁子句」 |
Vol.105 「動く灯も動かざる灯も朧かな 孟峰句」 |
Vol.104 「初花の薄すべにさして咲きにけり 鬼城句」 |
Vol.103 「おさな児はいま初めての青き踏む」 |
Vol.102 「人の性しりつくしたる春愁ひ 真砂女句」 |
Vol.101 「春浅し海の音する貝洗ふ 和子句」 |
Vol.100 「人の子のいとしき春の愁ひかな 真砂女句」 |
Vol.99 「遠き遠き恋が見ゆるよ冬の波 真砂女句」 |
Vol.98 「冬椿逃げも隠れもできぬ齢 真砂女句」 |
Vol.97 「茶席の戸少し開けておく 寒椿句」 |
Vol.96 「野水仙灯台までの坂上る 郁子句」 |
Vol.95 「少年の踏んで駆け去る初氷 郁子句」 |
Vol.94 「茶席の戸少し開けおく寒椿 郁子句」 |
Vol.93 「すれ違ふ外国人の手に破魔矢 郁子句」 |
Vol.92 「迷い窓心ほどきて冬の蝶 みほ句」 |
Vol.91 「唇紅に和紙の吸ひつく小春かな 秀穂女句」 |
Vol.90 「ほんやりと峰より峰の冬の雲 惟然句」 |
Vol.89 「読み聞かす「瘤取り爺さん」冬ぬくし 郁子句」 |
Vol.88 「行く秋の耳傾けて音はなし 晴子句」 |
Vol.87 「ボヘミアの丘の連なりななかまど 郁子句」 |
Vol.86 「つる先に宝石抱きし今朝の秋 みほ句」 |
Vol.85 「胎内へ再(ま)た還りたし水の秋 真鍋郁子句」 |
Vol.84 「水上バス警笛長き秋惜しむ 郁子句」 |
Vol.83 「とゞまればあたりにふゆる蜻蛉かな 汀女句」 |
Vol.82 「山里はまず露霜の初けぶり 青々句」 |
Vol.81 「筝の音のやんでこれより秋の声 鶏尾句」 |
Vol.80 「梳く髪の櫛の滑りや今朝の秋 郁子句」 |
Vol.79 「飛ぶもののみなはればれと秋の昼 順子句」 |
Vol.78 別れし人目にて追ひゆく風の盆 郁子句 |
Vol.77 立秋の星うつくしき風も出て たか志句 |
Vol.76 羅や人悲します恋をして 真砂女句 |
Vol.75 水透きて河鹿のこゑの筋も見ゆ 五千石句 |
Vol.74 片陰を行く母日向行く子供 福子句 |
Vol.73 鉾どこにとどまりゐるや雨の京 峠句 |
Vol.72 老鶯や珠のごとくに一湖あり 風生句 |
Vol.71 草木に風の象(かたち)を見たる夏 梅子句 |
Vol.70 一隅にオルガン古りて夏館 琴線女句 |
Vol.69 鴨川 芭蕉 |
Vol.68 夏帯や運切りひらき切りひらき 真砂女句 |
Vol.67 五月雨 汀女句 |
Vol.66 梅雨の月くらりと色を濃くしたり 杏子句 |
Vol.65 個展いで薄暑たのしき街ゆくも 秋櫻子句 |
Vol.64 個展いで薄暑たのしき街ゆくも 秋櫻子句 |
Vol.63 天と地の和解の証し虹の橋 夏淙句 |
Vol.62 かぎりなく夕映えかはる新樹かな 桜坡子句 |
Vol.61 猶見たし花に明けゆく神の顔 芭蕉句 |
Vol.60 しばらくは雪解の音にかこまるる 楸邨句 |
Vol.59 ゆさゆさと春がゆくぞよ野べの草 一茶句 |
Vol.58 雲と隔つ友にや雁の生きわかれ 芭蕉句 |
Vol.57 初花の薄べにさして咲きにけり 鬼城句 |
Vol.56 麗かにふたりごころのひとり道 木内彰志句 |
Vol.55 くもりたる古鏡の如し朧月 虚子句 |
Vol.54 通ひ路の春光ふかき薔薇(いばら)垣 麦南句 |
Vol.53 浅き春 鉛筆削れば 木の匂ひ 郁子句 |
Vol.52 幼な手に 折り鶴一羽 春炬燵 慶子句 |
Vol.51 川波の手がひらひらと寒明くる 蛇笏句 |
Vol.50 立つ春や 廊下の隅の ギターにも 智恵子句 |
Vol.49 春たちてまだ九日の野山かな 芭蕉句 |
Vol.48 悴みて 見知らぬ街を 行くごとし 正江句 |
Vol.47 またひとつ 歳重ねたる 初茜 みぽ句 |
Vol.46 初孫の誕生祝いし初メール 郁子句 |
Vol.45 冬晴の岳日かげりてより澄みぬ 呉龍句 |
Vol.44 蓬莱に聞かばや伊勢の初便 芭蕉句 |
Vol.43 オーロラは 天の羽衣 樹氷立つ 緑生句 |
Vol.42 抱擁も 台詞のひとつ 聖夜劇 好郎句 |
Vol.41 みちのくの 氷柱のひかり 身に宿す 広治句 |
Vol.40 陽光を 集めし先に 桐一葉 みち句 |
Vol.39 ふと触れし オルゴール鳴る 秋の夜半 すみ句 |
Vol.38 霜じもや 丘の雀も ちちとよぶ 一茶句 |
Vol.37 過ぎし日を たたみて心 秋深し 汀子句 |
Vol.36 晩年運 よしと告げられ 秋惜しむ 郁子句 |
Vol.35 稲穂波 黒き楽器の 箱を提げ 静塔句 |
Vol.34 化野や 風と遊びて 竹の春 加賀句 |
Vol.33 沖を見る 男の背中 鰯雲 郁子句 |
Vol.32 つば広のひと 佇めリ 秋の浜 郁子句 |
Vol.31 使ふ部屋 使はざる部屋 障子貼る あきら句 |
Vol.30 女の秋 髪染め上げて うら悲し 真砂女句 |
Vol.29 掃苔(そうたい)の み空身に入む 神楽坂 冬丘句 |
Vol.28 菊月や 形見の刀あざほくろ 余白句 |
Vol.27 秋涼し 蔵三植えし 矢竹の葉 |
Vol.26 秋の芽や みづみづしきは 恋の顔 真砂女句 |
Vol.25 秋夕焼け 露地よりいづる 白煙かな けんぽう句 |
Vol.24 蝉時雨 自己完結の 道を行く みち句 |
Vol.23 地蔵尊 直立不動の 夕涼み あかり句 |
Vol.22 ぶらんこの ぬきつぬかれつ 雲の上 けんぽう句 |
Vol.21 河鹿聴く われ 一塊の岩となり 蓼汀句 |
Vol.20 あらとふと 青葉若葉の 日の光 芭蕉句 |
Vol.19 髪色を 変えて迎える 薄暑かな ひな姫句 |
Vol.18 春時雨 振り返へり見る 吾の裾 道子句 |
Vol.17 6月の花嫁 リンデンの 彼方より 真鍋郁子句 |
Vol.16 梅雨寒し 口紅すこし 濃く引くと 綺羅句 |
Vol.15 大氷河 はるかの地中海 めざし 鷹羽狩行句 |
Vol.14 警策の 音もしみいる 苔の庭 志朗句 |
Vol.13 露涼し 形あるもの 皆生ける 鬼城句 |
Vol.12 自らも すこしあざむき サングラス 茂子句 |
Vol.11 なつかしき あやめの水の 行方かな 虚子句 |
Vol.10 尾根こえて 来し花屑も ありぬべし 稲畑汀子句 |
Vol.9 翠黛に 雲もあらせず 遅ざくら 蛇笏句 |
Vol.8 春遅し 泉の末の 倒れ木も 石田波郷句 |
Vol.7 さわさわと 木々の装ほひ 春めきて |
Vol.6 曙や 白魚白きこと 一寸 芭蕉句 |
Vol.5 野火守の 遠き雪崩に 目覚めをり 辰之助句 |
Vol.4 しきりなる あと降りあそび 雪の果て 史石句 |
Vol.3 かもめ舞う 立春の空 輝えり 青木規子句 |
Vol.2 波音のほかを 忘れてゐて のどか |
Vol.1 白椿 「春惜しむ おんすがたこそ とこしなへ 水原秋櫻子句 |
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